計測調査

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創業60余年の伝統技術と最新技術の融合による計測調査のスペシャリスト

陸地測量部からの伝統技術を継承し、最先端の機器と技術の融合。
歴史をそのまま引き継ぐのではなく、現代の環境も考慮し、それに見合った技術や手法へと進化させています。

\New/ 3次元計測システム

ドローンレーザ1号機

飛行計画から3次元データ取得・解析・処理まで当社が培ってきた熟練した技術と経験を余すことなく結集させて、ご対応いたします。
さらに、計測した3次元データの利活用までも一括してご提案させて頂きます。

ドローン仕様

NETIS登録番号
QS-210031-A
技術名称
高精度マルチレーザー計測システム「TERASU」
機体メーカー
自社組立製作
機体全長(モーター間)
1,700mm
機体重量(バッテリーなし)
9.7㎏
機体全高
750mm
飛行時間
15分~20分
駆動電圧
44.4V
フライトコントローラー
DJIA3

レーザスキャナ仕様:VUX-1HA(RIEGL社製)

取得最大範囲
(反射率80%の場合)120m-420m(高速-低速)
スキャン速度
10-250回転/秒
視野角
360°
実効測定レート
1,000,000回/S

特徴1

  • 高精度GNSS/IMUで高精度計測が可能(調整用基準点の設置が軽減できる)
  • 樹木がある状況でも計測が可能(地盤高まで到達)
  • 同時に写真撮影を行うため、カラー点群の作成やオルソデータの作成が可能(市販デジタルカメラ搭載)

特徴2

  • UAVによる計測が困難な場所においても、オプション機材を使用する事で柔軟な対応が可能

三次元データの活用例

  • i-Construction(調査~施工までの一元管理)ICMモデル
  • 河川・砂防:砂防ダム計画、土砂堆積量(ダムなど)、地滑り
  • 維持管理:道路付属物、橋梁点検、建物点検
  • 開発:太陽光発電設置、造成計画など
  • 防災・震災:災害計測調査
  • 森林調査:スマート林業(森林保全・資源の有効活用)

TOA ORIGINAL DRONEの特徴

当社で組立・製作したオリジナルドローンの特徴をご紹介します。

  • 1ハイスペックレーザ

    視野角360°、水平位置0.01m(弊社検証)、高さは0.005mの誤差精度の最高スペック3次元レーザ

  • 2オリジナルドローン

    第一種電気工事士・第三級陸上特殊無線技士の資格保有者による安定した設計で弊社オリジナルドローンを製作

  • 3有資格者による操縦

    産業用無人ヘリコプター・オペレーター指導員の資格保有者による操縦で、安全で安定した計測が可能

測地

基本測量とは、すべての測量の基礎となる測量で、国土地理院の行うものを言います。その成果は、公共測量等に広く利用されています。

  • 基準点測量

    地図作成、地籍調査、各種公共測量、災害復旧等、様々な分野で活用される三角点の地球上での位置を定める作業となります。

  • 水準測量

    全国の主要な道路沿いに設置されている水準点の高さは、日本水準原点に基づいて水準測量により決められ、その地域の高さの基準となります。

  • ジオイド測量

    ジオイド測量とは、直接水準による標高とGNSS測量による楕円体高の差を求める測量作業になります。

  • 三角点現況調査

    三角点は、明治時代より設置されてきた国家財産であり、各種測量の基礎となるものです。 三角点の亡失、き損、傾斜、埋没、露出等を調査し、その維持管理の基礎資料とするものです。

測図

  • 2.5万分1地形図作成

    地域のいろいろな計画や調査、郷土の学習、観光地図や登山地図と、幅広い使い方ができる地図になります。

  • 基盤地図作成

    基盤地図情報は、地理空間情報を高度に活用し、国民が安心して豊かな生活を営むことができる経済社会を実現する上で欠かせない、正確な電子地図の骨格となる情報で電子地図の位置の基準となるものです。

  • 災害復興基図作成

    災害復興に有用な地理空間情報を取得した1/2,500の基図になります。

  • 解析図化機BC2

    1990年代に地形図を作成するため使用されたコンピュータ制御された解析図化機。

基準点測量

公共測量は、基本測量以外の測量で、国又は公共団体が実施する測量です。
基準点測量・地形測量及び写真測量・応用測量があり、道路計画・河川計画都市計画などに利用されています。

  • 基準点測量

    位置の基準を定める作業となります。GNSS衛星からの電波を受信して行うGNSS観測やTSを用いて角度や距離を観測するTS等観測により作業を行っています。

  • 水準測量

    高さの基準を定める作業となります。レベルと標尺により点間の高低差を測定し、新点の標高を求めます。近年では、GNSS測量による標高の測量により3級水準点を設置できるようになりました。

地形測量及び写真測量

  • 現地測量

    基準点等にTS等測量機器を設置し地形・地物等を測定し、数値地形図データを取得します。

  • 空中写真撮影

    航空用デジタルカメラを用いて数値地形図データを作成します。

  • 既成図数値化

    既に作成された地形図等の数値化を行い数値地形図データを作成します。

  • 地形図修正

    既成の数値地形図データファイルを更新する作業を行います。

  • 写真地図作成

    数値写真を正射変換した正射投影画像を作成した後、必要に応じてモザイク画像を作成し、写真地図データを作成します。

  • 地図編集・地図調製

    航空用既成の地形図データを基に編集資料を参考にして必要とする表現事項を定め新たな地形図データを作成します。またこの地図を印刷用の背景資料に用います。ジタルカメラを用いて数値地形図データを作成します。

防災【土砂災害防止法に基づく基図作成及び区域設定】

  • 砂防基盤図作成

    土砂災害危険箇所の急傾斜地・土石流の三次元データ作成し、特別警戒区域等の設定に使用する基図作成になります。

  • 微地形調査

    区域設定を行うための急傾斜地・土石流濫開始点の調査になります。

  • 区域設定

    土砂災害が発生した場合、住民の生命または身体に危害が生じるおそれがある土地の区域を設定します。

  • 住民説明

    土砂災害に関する情報について、説明パネルの展示やリーフレットなどの説明用を作成します。

災害対応

  • 災害状況写真撮影

    九州北部豪雨災害における被害状況の把握のための撮影。

  • 災害査定用測量

    九州北部豪雨災害における被害箇所の縦横断測量。

応用測量

  • 路線測量

    一般的には道路の新設に当たって、その位置を決定するために現況を調査し、道路建設事業に必要な資料図を作成。

  • 河川測量

    各種河川工事の設計施工に必要な基礎資料を得るために、河川の形状等を測定し平面図・縦断図・横断図を作成。

レーザー測量

  • 地上レーザ測量

    構造物等の局部的な三次元計測を行い、変状の把握やモニタリングに使用します。

  • MMS測量

    道路や堤防等の路線的な計測を行い、道路周辺の空間形状を把握できる三次元データを取得します。

  • 航空レーザー測量

    航空機に搭載したレーザスキャナから広範囲に取得した3次元データを用いて地形図データを作成します。

  • マルチビーム深浅測量

    河川やダム湖の深浅測量、護岸の欠損等の確認、震災後のがれき等の分布調査に使用します。

各種台帳作成

国又は地方公共団体の管理する道路・河川・砂防等の各種台帳の調査、整備、更新を行いまた、地理情報システム(GIS)を利用した管理システムを提案します。

  • 道路台帳作成

    国道・県道・市道それぞれの道路法に基づき附図・敷地図・占用図等を作成します。

  • 河川現況台帳作成

    河川に関する水系、河川名、指定年月日、延長、使用許可等の調書及び河川区域の境界を表記した図面を作成します。

  • 急傾斜施設台帳作成

    急傾斜地崩壊区域内に位置する急傾斜地崩壊防止施設の既設設備の健全状態を調査して維持管理用の図面及び調書を作成します。

  • 道路照明灯台帳作成

    管理道路に設置された照明灯の位置・設置年月日・灯数・灯具形式・安定器の種類・電源方式等の調査を行い台帳を整備更新します。

各種施設点検

第三者被害を防止する観点から、それぞれの施設の健全性を把握するための各種点検を実施します。

  • 堤防点検

    河川が有するべき治水上の機能を確保するためにおこなう点検になります。

  • 道路附属物点検

    管理する附属物の変状をできるだけ早期に発見し、効率的な道路管理業務を実施し必要な変状の程度の把握を行うための点検になります。

  • 橋梁点検

    各部材の状態を把握し、耐荷力・耐久性に影響すると考えられる損傷を早期に発見する点検になります。

  • のり面工・土工構造物点検

    のり面工・土工構造物の安全性の向上及び効率的な維持修繕を図るため、変状を把握し、措置の必要性」の判断のための点検になります。

一般測量・調査

基本測量・公共測量の他に機構・協会・民間等の測量・調査作業においても必要に応じて公共測量作業規程に準じ幅広く行っています。

  • 水路測量

    海底地形などを把握するため水深、測深位置及び水位等を測定し横断面図を作成します。

  • 道路敷界杭等調査

    高速道路と隣接地の用地境界に設置されている杭及び鋲並びにプレートについて、有無を目視で確認すると共に調書を作成します。

  • 土量計算

    埋立に使用する砂利や土について、残余容量計算を算出します。

  • 画地確定測量

    街区毎に換地計画により図上で定められた画地ごとの諸条件に基づき、それぞれの画地の座標値及び面積を算出します。